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生活

楽天銀行外貨定期預金の罠

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楽天銀行の新着お知らせを見ていたら「豪ドル外貨定期預金1週間もの20%優遇金利」とありました。
ちょっくら預けてみるか、と思って50万ほど預けてみました。
その後「待てよ・・・」と思って良く良く計算してみました(預ける前に計算しろ、突っ込みはなしで)

前提条件

金利

1週間ものということで年利20%の7/365です。
ゆえに利息は約0.3836%です。

源泉分離課税

その利息に対して源泉課税されます。
確定申告なんかしないわけですから、これはそのまま取られます。
20.315%なので、受け取れる利息は79.685%になります。

外貨←→円にする手数料

豪ドルで預けるときと、円で引き出すときはレートが違います。
2025/8/7の時点で、1豪ドル預けるときは96.51円、引き出すときは95.58円です。

 

計算してみよう

まず、500,000円を豪ドルで預けると、$5180.81 AUDです。

これに一週間の金利を掛けます。$19.87 AUDになります。
これを円に直すと1899円です。
この利息に源泉分離課税がされます。手取りの利息は1513円です。

預けた豪ドルを円に戻します。495182円です。
利息と足すと・・・496695円
となり、マイナスになります。

豪ドルの引き出しレートが96.22円を越えなければ儲けは出ず、必ずマイナスになります。
1週間のうちに円安豪ドル高にならない限り、必ずマイナスになる取引になります。
逆に少しでも円高豪ドル安になってしまうと、損失は大きくなります。
今週は円安傾向なので、損失がちいさくなることを願います。

ということで、楽天銀行にしか益のない預金なのでだまされないようにしましょう。
(1年20%で預けられればかなりいいですけどね)

前も同じことして、数千円払ったような気がします(笑)
なので、記録として残しておこうと思います。

-生活


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